カルビタトマト出荷の手伝い
何と、昨日津倉のお父さんが入院してしまいました。
そのため、お母さんからトマトの出荷の手伝いをしてほしいという依頼がありました。
(話によると津倉のお父さんの様子はそんなに悪くはなさそうでしたので、とりあえずホッとしました。)
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【7月30日追記】
7月29日に無事退院されました。
http://ameblo.jp/tomoyoshi-tada/entry-10604918605.html
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そこで、今日は10:30~16:00ぐらいまでの間、トマトの出荷の手伝いをしました。
津倉さんのところで栽培しているのはカルビタトマトと言って、十日町オリジナルの品種だそうです。
皆で手分けして作業をしました。
何か内職をしているような感じでした。
これはヘタを切っています。
ヘタを切る理由はヘタに刺さってトマトに穴があかないようにするためです。
味や見た目には直接的にはあまり関係ないにもかかわらず、結構地味な作業が行われています。
これは重さを量っています。
1個1個の重さを量って分別するというこれまた食べるだけなら全く必要ない作業が出荷するにあたって必要になってきます。
重さを量って分別されたトマトを袋詰めします。
この際に傷があったり汚れがあったりするものは売り物にならないので入れないようにします。
こんな状態でも出荷はできません。農作物を売り物にするのは大変だと実感しました。
こういうパッケージに入れます。
入れたものは重さ別に置いておきます。
これは津倉さんのお宅の物置だった部屋です。
休憩後の作業では津倉さんの息子さんのお嫁さんとお孫さんも手伝って下さいました。
こういった作業をしてみて思ったのですが、人手があればこういう作業もはかどりますが、今日の作業をした人手を雇うとしたら、まだまだ全然出荷量が足りないのが現実です。
農家は作業量に見合った収入がもらえるようにならないと後継者はますます減っていくだろうと思いました。
農協はパッケージ等で儲けていて、農家よりもいい給料をもらっているのだから、こういった分別や袋詰め等は農協がやればいいのにとさえ思ってしまいました。
資産運用で汗をかかずに儲ける人達がいる一方で、懸命に働いても農家だけの収入だとやっていけない人達がいますが、こういう仕組みだと日本の農業が衰退するのも当然です。
何とかして農家に労働に見合った収入を得られるような仕組みを作れたらとつくづく思いました。

多田朋孔

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