新しい文明のあり方を地域から発信する人材


10月30日はサポート人ネットワークシンポジウムに参加しました。

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式次第は以下の通りでした。

第1部 「支援員」の活動

挨拶

講演  小田切徳美(明治大学農学部・教授)「過疎集落対策としての人的支援の可能性と展望」

第2部 「支援員」をどう活かすか

第3部 「支援員」への支援とは?「地域への人的支援の可能性と課題」

おわりに

私としては個人的に非常に印象に残った事を2つブログに書き残しておきたいと思います。

【1つ目】

小田切徳美教授のお話に以下のような話がありました。

「集落支援員」や「地域おこし協力隊」が次のステップを目指せるようなキャリアステップを国として構築していくべきだ。

例えば自治大学での教育や資格認定の制度を設ける等。

これは「集落支援員」や「地域おこし協力隊」の希望者を今後増やしていくためにはとても大切な事だと思いますし、私自身そういう風になれば3年後も奥さんを安心させる事が出来やすいなと思いました。

総務省の方の視察でもお話があったように、今後は都市部ばかりを発展させるのではなく、地方をいかに元気にさせるかという事が国としても重要課題でありますので、こういう風にキャリアステップを作り、活躍している人達がどんどん出てくる事で、都会の優秀な人材が「自分もああなりたい」という風に思えるような状態を作っていく事が全国の過疎地を復興させていくのに大きく役立つ事になると思います。

【2つ目】

今は時代の大きな転換期であるという事をこのシンポジウムを聞いてすごく感じました。

それを端的にあらわしているのがシンポジウムの資料にあった以下の文章です。

(ここから引用)------------------------------------------------------------

必要な「パラダイム転換」 ~新しい文明のあり方を「地元」から発信する人材

 総括フォーラムの基調講演において、小川全夫・山口県立大学教授が述べられたように、1970年代以降の「都市化日本」のパラダイムが限界を顕わにしている時、その延長線上で今後の地域経営人材のあり方を考えることはやめるべきではなかろうか。「地元から世界を見据え」、「居ながらにして世界の中心となり」、「守りの分業より攻めの協業に挑戦」し、「将来の国土形成に向けての壮大な実験」に乗り出すような気概と展望を持った人材を、この2010年代で生み出したい。

 我が国では、高度経済成長期、中山間地域から人口が都市に流入し、郊外団地や高層住宅が次々と整備された。こうした団地やマンションでは、今後、中山間地域とほぼ変わらない人口減少が訪れる。また、高齢化率に関しては、何とわずか5年後の2015年には、平均的な中山間地域を追い越す(図4-6:このブログでは表示できません)。

 これからの時代、中山間地域は、都市に比べて人口減少や高齢化が先行し困っているから助けてくれという立場ではなく、こうした自然に乏しく、食糧やエネルギーの自給が困難な地域の中で、すさまじい高齢化を迎える都市住民としっかり共生する役割が求められる。もう、子供たちを都会に送り出せば安心な時代では無くなっている。

(中略)

 「夜明け前」の寒さの中、志を高くもち、「自治」と「自給」を同時に実現する持続可能な時代の礎を築く人材を輩出すべき時が来ている。

出典:『「地域への人的支援を考える」~地域復興支援員と集落支援員による集落支援活動~ p62~p81中国地方における人材育成の取り組み』 (島根県中山間地域研究センター 研究企画監 藤山 浩 著)

(引用ここまで)------------------------------------------------------------

このページを読んだ時、自分がこれまで頭の中で考えていたような事をデータも交えてはっきりと言い現わしていると感動しました。

自分も「新しい文明のあり方を「地元」から発信する人材」の一人になりたいと本気で思いました。

ところで、今年の大河ドラマでは坂本竜馬が放送されています。(個人的には福山雅治のファンなのですが、残念ながらテレビはなかなか時間が取れず見てません・・・)

池谷集落に移住する事を決めた時に、自分がどういう想いで移住するのかを母親に話した際、母親から

「あんたの人生だからとやかく言うつもりはないけど、そこまで言うんならどうせなら坂本竜馬みたいになりなさい。ただし美紀さん(奥さん)と和君(息子)を路頭に迷わす事だけはするな。」

と言われ、大げさかなとも思いましたが、実は現代は、「戦国時代と幕末時代とがダブって訪れている」(『将の器 参謀の器』(童門 冬二 著)より)という見方もされているような時代です。

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折角の人生なので、「新しい文明」を作っていく事を目指そうと思います。

「成功」するとか「失敗」するとかというのは考えず、「自分として悔いのない人生を送る事が出来たか」という事を考えて挑戦し続けていきたいと思います。

かなり真面目な文章になりましたがこういうのもたまには書き残しておくのは重要だと思い、ブログにアップします。

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多田朋孔

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自然に囲まれながら、半分自給自足に挑戦しています
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