3月5日籾山さん、千鶴さん結婚式
この日は籾山さん、千鶴さんの結婚式当日でした。
朝7時30分頃に分校に向かってみると、夜の間に雪が降っていたため、投雪機で分校前の雪を片づ家ているところでした。
料理担当組は既に打ち合わせをしていました。
我々はささっと朝食を済ませ、
ここが受付になります。
分校の台所では料理がつくられ始め、飾り付けの準備が行われました。
ところ変わってこちらは集会場です。
集会場では神前式の準備が行われていました。
三椿さん が巫女をやる事になり、着替えております。
こちらは集会場での古式の披露宴で使うお膳の準備中です。
と、ここらで新郎が集会場に到着しました。
9時30分ぐらいになると、神前式に出席する方達が集まってきました。
Mてぎさんに手をひかれて橋場さんのお母さんが到着です。
10時からの神前式の直前に、津倉さんに手をひかれていよいよ新婦が到着です。
10時から神前式が取り行われました。
その後、集会場にて親族、集落の人達、招待客の方々でお膳を使った披露宴が行われました。
披露宴の後は牛を先導にした花嫁行列が行われるのですが、この花嫁行列を見物しようと大勢の飛び入りの方達がいらっしゃいました。
私は、車両の交通整理をし、花嫁行列のコースに車が駐車されないようにしておりました。
この日はかつて池谷集落では見た事がないくらいの数の車が駐車されていました。
集会場からはるか遠く、民宿かくら と三椿さんの方に入る道よりも下まで車が並んでいました。
花嫁行列の先導の牛は新屋敷さんの車庫にて控えておりました。
11時45分からはいよいよ花嫁行列の開始です。
十日町市地域おこし実行委員会 代表の浩史さんがメガホンで行列の呼びかけをし、
牛が先導となって行列が歩きはじめました。
牛の先導をして下さったのは、電気牧柵放牧実証展示事業 導入の際と、その後の牛の世話についてのアドバイスを色々頂いてお世話になった新潟県地域振興局の石本さん、農協の岡村さんです。
みのと山笠を着てひいたらかっこいいという津倉さんからのアドバイスで、お二人にはみのと山笠を着ていただきました。
途中、神社のふもとで私が吹いたほら貝の合図とともに風船を皆で飛ばしました。
その後、籾山さんは嵐さんより化粧回しをつけてもらって歩きました。
上の右の写真を見て頂くとわかると思いますが、かなりの取材陣が花嫁行列を取り囲んでいました。
一体どこの有名人の結婚式なんだと思う光景です。
分校まで到着して花嫁行列は終わりました。
その後、取材陣によるインタビューが記者会見みたいな感じで行われました。
会場では大忙しで最後の配膳が行われていました。
いよいよ披露宴の開始です。
この披露宴には100人以上の人が参加しました。
挨拶、乾杯を終えて、
その後、しばしの歓談ののちに地元の方々から天神囃子が歌われました。
そして、一度お色直しのために新郎新婦は退場しました。
新郎新婦がお色直しをしている間にサプライズのケーキが用意されました。
参加者の方達はこのケーキに各自デコレーションをしていきました。
その後は、余興タイムでした。
ボランティアでよくいらっしゃって下さるM田さん率いる「君といつまでも合唱団」
(写真がないですが)
新婦千鶴さんの元職場の方々によるビデオレター
あわせおけさ保存会の皆様による踊り
余興の最後は十日町小唄の演奏と踊りと大合唱でした。
(これも写真がありませんが)
大盛り上がりだった余興の後、新婦より親への手紙と花束贈呈が行われました。
この時は先程までの盛り上がりから一転し、感動で涙を浮かべる方が多数いらっしゃいました。
最後は新郎父および、新郎挨拶が行われ、閉宴となりました。
披露宴が終わった後の分校前の様子です。
この後、私はすぐに帰られる方の送迎の手配がきちんと行われているかを確認するなど、裏方の仕事はまだまだ続いておりました。
披露宴が終わって、送迎の段取りも一通り落ち着いてから私も片づけに参加しました。
特に公民館から借りていたものは翌朝8時30分までに公民館に返却しなければならなかったため、すぐに返却できるように分別しました。
ある程度片づけが一段落したところで、3次会が行われました。
この3次会では披露宴までで裏方になってくださっていた都会からのボランティアの皆さんがようやく飲める会でした。
私も3次会が始まるまでは朝ごはん以降ずっと飲まず食わずで裏方をやっていましたので、ようやく飲み食いできてよかったです。
最初に新郎新婦からの挨拶がありました。
しばらく歓談した後、全員から色々と話をしていただきました。
が、ブログで全員のせる事はできませんので、たまたま写真を撮っていた人を載せます。
こちらは4月~5月に約1ヶ月間池谷分校に滞在して色々お手伝いをしていただいていたO川さんです。
こちらは披露宴2次会メインシェフのO田さんです。
こちらは集会場での古式の披露宴で料理を取り仕切って下さったN瀬さんです。
同じく3次会の料理も作って下さっており、お世話になりました。
こちらは国際キャリア開発プログラム で2週間滞在中の似内君です。
こちらはかなりぶれていますがなべさんです。
この3次会でも川魚(ニジマス?、イワナ?)を炭焼きで用意して下さいました。
他にもここに書ききれない程多くの方にお手伝いしていただいたからこそ、今回の手作り結婚式ができたと思います。
(ここに書いてない方は申し訳ありませんがお許し下さい。)
本当に素晴らしい結婚式で、おそらくこんな結婚式にお目にかかる事は今後2度とないだろうと思います。
また、今回の結婚式ではうちの奥さんも料理サポートのチーフとしてかなり大変そうでしたがかなり頑張っていました。
お疲れ様でした。
結婚式の記事ですので、奥さんをいたわる文章を書いても悪くないでしょう。
最後に、籾山さん、千鶴さん末長くお幸せに!
(かなり写真のボリュームがある記事でしたので、書くのに正味4時間ぐらいかかってしまいました・・・)

多田朋孔

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