節電について


今日、家でテレビがついていたので、しばらく見ていたのですが、ちょっと疑問に思う事がありました。

というのは、コマーシャルで「節電」について「一人一人が出来る事」という風に言って「部屋の電気を消す」とか、「エアコンを消す」とかというのが言われておりました。

しかしながら、節電の優先順位からすればまず最初に消しても生活に支障のないテレビを消すのが簡単ではないかとふと思いました。

なので、すぐにテレビを消したのですが、こういう非常時で節電が必要なのであれば、民放は不必要な番組の放送を自粛して自ら節電するのが一番の貢献ではないか?などと思ってしまいました。(これは極論なので勿論本気で番組を放送するなとか言っているわけではありません。)

番組をつくるための電力も相当かかっているでしょうし、それを見る視聴者一人一人がテレビをつけているとこれまた節電とは真逆の事をさせていると思います。

そんな中、電力について興味深い記事を見つけました。

田中優氏と小林武史氏の対談です。

http://www.eco-reso.jp/feature/cat1593/20110318_4983.php

http://www.eco-reso.jp/feature/cat1593/20110319_4986.php

これによると、家庭用の電力は使えば使う程割高になる仕組みになっているが、事業系の電力は使えば使う程割安になる仕組みになっているそうです。

この仕組みを家庭用と同じに変えると事業会社は利益を確保するために、コスト削減としてほっといても節電に取り組むので相当な節電効果が出る事が期待できます。

日本全体の電力の4分の3は企業が使っているので、仮に全ての企業で平均3割の節電を果たしたら、発電所も直ちに4分の1は止めることができます。つまり、全体の22%ほどである原子力発電所はすべて止めても問題はなくなるのだそうです。

これが本当であればすごい事だと思いました。

今後は是非事業系の電気代の計算の仕組みも家庭用の電気代の計算の仕組みに準じるようにしてほしいと思います。

(他にも代替エネルギーについて色々な事が対談されていますが、今回のブログ記事ではあえて触れません。興味がある方は是非対談の記事をご覧下さい。)

「節電しましょう」と呼びかけて個人の意思に働きかけるのも大事だとは思いますが、もっと大きな効果を見込むためには仕組みを変えて、誰も呼びかけたり強制しなくても節電したくなる風に持って行くのが必要であると思います。

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多田朋孔

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自然に囲まれながら、半分自給自足に挑戦しています
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