4月12日~15日被災地の宮城県石巻市にて泥出しボランティア(その②)


4月13日の朝9時過ぎに石巻専修大学 に到着後、作業を開始しました。

作業開始の前に、JEN の石巻事務所に一旦立ち寄りました。

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プレハブを借りて事務所にしていました。

その後、作業場へ向かいました。

作業場へ向かう途中に被害状況を写真に撮ってみました。

相当ながれきの山です。

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社会の教科書に載っていた戦後の焼け野原の写真のような光景でした。

午前中の最初の作業場は「葬祭会館ほたる」という施設でした。

この施設の2階には当時は避難所として約30名ぐらいの方がいらっしゃるという事でした。
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1階は泥だらけでひどい有様でした。

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作業内容としては、1階のがれきを外に出してゴミを片づけるというものでした。

下の写真は今回JENの泥出しボランティアとして参加した方々ですが、早速泥だらけになりました。

後は墓地です。

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墓地の上に車が乗り上げるというかつて見た事のないような場面もありました。
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午後からの作業では以前から社会福祉協議会宛に提出されていたニーズ票に基づいて各民家の作業の手伝いを行います。

石巻市立女子商業高校 の敷地内を駐車場として使わせていただきました。

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ニーズ票に書かれた電話番号に電話をかけて「今から行きます」と電話をかけました。

平日だという事もあり、なかなか作業ができるところはありませんでしたが、1件だけ作業ができるところがありましたのでそこへ向かいました。

向かう途中の道端の様子です。

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今回作業をした民家では、ニーズ票には「畳を外に出してほしい」と書かれていましたが、私達が行った時には既に畳は近所の方達の手伝いがあって外に出していたとのことでした。

ですので、ピアノを家の外に運び出してから、家の外の倉庫の解体作業を行いました。

また、什器が来て庭のがれきを片付けたのはいいが、そのため、細かいゴミが庭に散乱したままになっていたので、その片づけも行いました。

(ここの民家では写真を撮り忘れました。)

このお宅の方は若い夫婦とお子さんがいる家庭でしたが、旦那さん曰く

「地震の日は車に乗ってうちまで流れついた人がいました。そして、その方は2階の窓をたたき割ってうちに入ってきました。その後コートがなくなっていましたので、おそらく取って行ったのだと思います。」

とのことでした。

普通の時にこれをしていたら不法侵入と泥棒でしたが、旦那さんも

「こういう非常時なので仕方ないですね。その方も寒かったんだと思います。」

と、おっしゃっていました。

津波が襲ってきた当日の様子を垣間見るようなお話でした。

作業終了後に、石巻市女子商業高校に戻りました。

ここの様子もすごい状況で、1階部分は壊滅的でした。

体育館の様子です。

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ある部屋(職員室?)の様子です。
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ここの先生がいらっしゃって作業をしていましたのでお話を聞きました。

この学校は林をはさんですぐ裏が海岸になっているそうです。

【上から撮影した航空写真】

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地震当日は入学試験の採点のため、学校が休みだったそうです。

そのため、当日は職員の方と呼び出しをくらった生徒が数名いただけだったそうです。

「普通の登校日だったらかなりの犠牲が出たでしょうね。」

と、その先生はおっしゃいました。

不幸中の幸いだったようです。

当日は津波警報が出たのですが、「どうせ1メートルぐらいの津波だろう」と皆思っていたそうです。

でも車を置いて歩いて山の方まで避難したそうです。

逃げる途中にも、穴にはまってなかなか出られず、骨折しながらも何とか助かった人のお話を聞かせて頂き、「色々ドラマがあったんですよ。」とおっしゃっていました。

別の方に聞いた話だと、車で逃げようとした人は渋滞になってなかなか逃げられず、車ごと流されたという方もいるようです。

校内に置いていた車を指さして「これが私の車です。こうなるともう駄目ですね。」という事でした。

被災された方のつらい気持ちを本当の意味でわかる事はできないと思いますが、お話を伺うと本当にひどい状況であったのだという事が伝わってきました。

作業から戻り、この日はJENの石巻事務所で宿泊をさせていただきました。

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近辺の地図もありました。
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夜は既に4月9日(土)から石巻入りをしていた浩史さん、久さんと合流し、昼間一緒に活動していたM田さんと別で炊き出しをしていたY崎さんと一緒に久さんの車の中でささやかに缶詰等を食べたりしながら色々と話をしました。

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【その①~④までのリンク】

その① http://ameblo.jp/tomoyoshi-tada/entry-10883562579.html
その② http://ameblo.jp/tomoyoshi-tada/entry-10883913770.html
その③ http://ameblo.jp/tomoyoshi-tada/entry-10884031521.html
その④ http://ameblo.jp/tomoyoshi-tada/entry-10884059698.html

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多田朋孔

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自然に囲まれながら、半分自給自足に挑戦しています
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