4月23日霞ヶ関構造改革・プロジェクトK


この日は霞ヶ関構造改革・NPO法人プロジェクトKのメンバーとの意見交換会に参加しました。

プロジェクトKとは霞ヶ関を改革していく若手官僚等の集まりです。
設立は2003年だそうです。
詳細はこちら

正直私はこのようなプロジェクトがある事を今回の関わりがあるまで知りませんでした。
ですが、このように国家を憂いて前向きに活動する方々がいらっしゃるという事はとても良い事であると思います。

ちなみにプロジェクトKでは本も出版しており、私も今回の会合に参加するにあたって購入しました。

1冊目(2005年12月8日出版)

霞ヶ関構造改革・プロジェクトK/著者不明

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2冊目(2009年9月10日出版)

霞ヶ関維新――官僚が変わる・日本が変わる/新しい霞ヶ関を創る若手の会

¥1,260
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現在の霞が関における問題点とその対策について幅広い視点で書かれていました。
読んだ感想としては、セクショナリズムや無意味なサービス残業など、霞ヶ関の問題はとても安定した大企業の問題と共通する点もあるのではないかと思いました。
そしてその改革案に関しては、よい意味で企業経営における改革の教科書を見ているような感じがしました。
さすが、国家公務員の試験に合格するような頭脳を持った方々が集まっていると思います。

しかもすごいと思った事は1冊目の本が出版されてから具体的な活動が行われ、2冊目の本には1冊目の本に書かれた改革案の一部が少し実現している事も書かれていました。
例えば、以下「霞ヶ関維新」から抜粋します。

—-(以下、抜粋)—-
天下りの規制も進んでいます。
私たちが以前、あるテレビ番組に出演して天下り廃止を訴えた時には、他の出演者たちから

「理想としてはそうかもしれないけれど、現実的にはそれは無理だよ」

とのコメントがありました。

霞ヶ関の先輩たちからは、

「若い公務員は、退職した後の大変さが分からないからそんなことを言えるのだ」

というご指摘もいただきました。

しかし、数年経った現在、天下りは大きく規制される方向で動き出しています。

また、ミクロな例では、タクシー券の使用規制があります。
私たちは労務管理や業務削減の観点からタクシー券の使用削減を主張してきましたが、昨年から居酒屋タクシー問題の反射的効果とはいえ、国土交通省と環境省でタクシー券使用の原則廃止が実現し、他省庁でも使用が厳しく管理されるようになりました。

—-(抜粋ここまで ※文字のサイズと色は私が個人的に変えました。)—-

このような形で机上の空論だけではなく実際に行動におこして霞ヶ関を少しずつでも動かしているというのはすごい事だと思いました。

そうして臨んだプロジェクトKとの意見交換会はとても有意義でした。
プロジェクトKのメンバーの皆さんは若く、私より少し年上の方から私よりも年下の方までいらっしゃいました。

プロジェクトKの方が中央政府を変えていきつつ、自分は地方の活性化を通じて日本をよりよい社会にしていきたいと思いました。

本題からそれますが、震災以降の原発問題と関連してこの日聞いた話で印象的だったのは

「日本とフランスは原発を海外に売って儲けている。」
「今や自動車や家電では輸出で儲ける事が出来なくなっている。」

という元経済産業省の方のお話でした。

原発がすぐに廃止にならないのはやはり色々な事情が絡んでいるのだと思います。

そして、私達は皆原発による恩恵を電気以外の面でも受けているのだという事実があるという事を知りました。

懇親会では色々とざっくばらんな意見交換が出来、こちらも(の方が?)とても有意義でした。
奇跡の集落で働く地域おこし協力隊のブログ  奇跡の集落で働く地域おこし協力隊のブログ

私自身が常々考えている事で

「日本今後人口減などでGDPは下がっていかざるを得ない。

お金がある今のうちなら海外から色々輸入できるでしょうが、いざとなった時に外国から何も輸入しなくてもやっていけるような状態を作るべき。
エネルギーや食糧を100%実現出来るようにならないと危うい。だから今日本がお金があるうちにそういう所に投資を回すべきだと思います。」

という事を言ったら、

「食糧に関しては海外産の食糧がが高くなったりして輸入できなくなったら国内で作らざるを得ないし、国内産の食糧の価格が相対的に下がって行くので自然と自給率はアップするでしょう。
しかし、エネルギーの問題はまさにその通りです。

なので、国としても投資をしているんです。」

という反応がありました。
なるほど、と思いました。確かに減反してたり廃棄している食糧も多いので、いざとなったら大変かもしれませんが何とかして食糧を100%自給する事はできるのかもしれません。

しかし、エネルギーに関してはなかなか難しいところであると考えていましたが、それは国もわかっていて色々と研究開発に投資しているそうです。

実は私はこの時は知らなかったのですが、この意見交換会の1日前の4月22日に以下のような記事が発表されていました。

「風力発電で原発40基分の発電可能 環境省試算」

日本の技術力は世界の中でもピカイチだと思います。
なので、代替エネルギーだけで持続可能な形で電力を作りだす事も本腰を入れてやれば絶対に数十年後には実現可能であると思います。

実現にあたっての一番の障害は、「できない、やっても無駄という考え」だと思います。

日本は戦後の焼け野原から高度経済成長を実現し、世界第2位の経済大国になるという、当時からしたら奇跡のような事を数十年で成し遂げたわけですから。

過去の歴史的偉業は全て当時の常識からしたら「到底無理」な事を「できる」と信じてあきらめずに取り組んだ事で成し遂げられたものです。

なので、日本がエネルギー自給率を100%にするという目標を掲げてそこに予算をたっぷりと投入し、優れた研究者や技術者を動員すればわけなく実現可能であると思います。

ちょっとこの日の出来事と自分が思っている事がごっちゃになってきてしまいましたので、この日の出来事に戻します。

懇親会では色々なお話をして盛り上がりました。

2次会、3次会と進みたかったところでしたが、お酒を飲むので奥さんにお迎えをお願いしていたため、1次会が終わったところで帰りました。

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多田朋孔

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自然に囲まれながら、半分自給自足に挑戦しています
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