霞ヶ関構造改革・プロジェクトK&霞ヶ関維新


以前の記事にも書いたのですが、「本の紹介と感想」のテーマでは書きだしてませんでしたので他の記事に埋もれてしまっていたため整理のために抜粋します。

霞ヶ関構造改革・プロジェクトK/著者不明

(2005年12月8日出版)

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霞ヶ関維新――官僚が変わる・日本が変わる/新しい霞ヶ関を創る若手の会

(2009年9月10日出版)

¥1,260
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現在の霞が関における問題点とその対策について幅広い視点で書かれていました。
読んだ感想としては、セクショナリズムや無意味なサービス残業など、霞ヶ関の問題はとても安定した大企業の問題と共通する点もあるのではないかと思いました。
そしてその改革案に関しては、よい意味で企業経営における改革の教科書を見ているような感じがしました。
さすが、国家公務員の試験に合格するような頭脳を持った方々が集まっていると思います。

しかもすごいと思った事は1冊目の本が出版されてから具体的な活動が行われ、2冊目の本には1冊目の本に書かれた改革案の一部が少し実現している事も書かれていました。
例えば、以下「霞ヶ関維新」から抜粋します。

—-(以下、抜粋)—-
天下りの規制も進んでいます。
私たちが以前、あるテレビ番組に出演して天下り廃止を訴えた時には、他の出演者たちから

「理想としてはそうかもしれないけれど、現実的にはそれは無理だよ」

とのコメントがありました。

霞ヶ関の先輩たちからは、

「若い公務員は、退職した後の大変さが分からないからそんなことを言えるのだ」

というご指摘もいただきました。

しかし、数年経った現在、天下りは大きく規制される方向で動き出しています。

また、ミクロな例では、タクシー券の使用規制があります。
私たちは労務管理や業務削減の観点からタクシー券の使用削減を主張してきましたが、昨年から居酒屋タクシー問題の反射的効果とはいえ、国土交通省と環境省でタクシー券使用の原則廃止が実現し、他省庁でも使用が厳しく管理されるようになりました。

—-(抜粋ここまで ※文字のサイズと色は私が個人的に変えました。)—-

このような形で机上の空論だけではなく実際に行動におこして霞ヶ関を少しずつでも動かしているというのはすごい事だと思いました。

2011年4月23日にプロジェクトKのメンバーの方々との意見交換会に参加したのですが、とても有意義でした。
プロジェクトKのメンバーの皆さんは若く、私より少し年上の方から私よりも年下の方までいらっしゃいました。

プロジェクトKの方が中央政府を変えていきつつ、自分は地方の活性化を通じて日本をよりよい社会にしていきたいと思いました。

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多田朋孔

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自然に囲まれながら、半分自給自足に挑戦しています
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