6月29日木挽き用のこぎりの目立て会
この日は十日町市の地域おこし協力隊有志メンバーで木挽き用ののこぎりの目立て会をしました。
松代在住の柳啓一郎師匠に目立てのやり方を教えて頂きました。
柳師匠は元木挽き職人でもあり、尺八の名手で尺八作り職人でもあります。
私は個人的には尺八の方への興味が強くて今回参加したのですが、木挽き用ののこぎりも分校にあったものを持参し、目立ても行いました。
何でも木挽き歌という、木挽きをしながら歌う曲があるそうです。
その曲を尺八で演奏できれば楽しいなあと思っていたところ柳師匠が木挽き歌の演奏を尺八でして下さいました。
ここから尺八の話になりますが、尺八は長さによって調律が違います。
あわせおけさ保存会の曲を演奏しようと思った時に、現在もっている一尺八寸の尺八だとCDの音源と半音ずれていたため、困っていました。
この日柳師匠がご持参なさっていた一尺九寸の尺八の音程だと丁度音源と合う調律になっていました。
一番上が私が持ってきた一尺八寸の尺八(木製)
真ん中が一尺九寸の尺八(木製)
ダメ元で自分が持ってきた一尺八寸の尺八と柳師匠の持ってこられた一尺九寸の尺八を交換して頂けないかお願いしたところ、何と柳師匠は
「尺八はどうせ自分で作れるのであげますよ」
とのことでした。
という事でこの日ははからずも尺八を頂く事が出来ました。
柳師匠にはとても感謝いたします。
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多田朋孔
自然に囲まれながら、半分自給自足に挑戦しています

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