3月27日(土)「田舎で働き隊!」最終報告会


この日は「田舎で働き隊!」最終報告会に参加してきました。

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内容は以下のような感じでした。

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【プログラム】
■来賓ご挨拶(農林水産省 農村振興局農村政策部都市農村交流課 課長補佐 宗田 功氏)
■2009年度「田舎で働き隊!」事業の概要(㈱アミタ持続可能経済研究所 蝦名 裕一郎氏)
■研修地・研修活動の概要(「田舎で働き隊!」研修生)
■研修生を受け入れて(研修生と受入地域の対談)
受入地域担当者:有限会社常吉村営百貨店 代表取締役 大木 満和氏
研修生:東田 一馬氏
■研修生トークセッション

【詳細内容】
■来賓ご挨拶(農林水産省 農村振興局農村政策部都市農村交流課 課長補佐 宗田 功氏)
都市農村交流課は一番新しい課である。
今回は10名6ヶ月間の研修を受け入れていた。
参加している皆さんに読んで頂きたいものが2つある。

① 農水省HP:「都市と農村の協働の推進に向けて」とりまとめ
地域ビジネス起業の教科書

①の農水省HP:都市と農村の協働について研究会報告書において、都市と農村の協働が上手くいくためのポイントは以下の2点である。
1. 持続性がないといけない。
農村と都市でWin-Winの関係である必要がある。また、間をとるためにお試しコースが必要。
2. 直接本人同士ではなく、もう一人いた方がよい。
答えがないが何となく良くしたいという農村が多い、それをコーディネートできる機関があるとよい。

■2009年度「田舎で働き隊!」事業の概要(㈱アミタ持続可能経済研究所 蝦名 裕一郎氏)
2005年から5年で50以上の地域の活性化を実施している。
強みは生業づくりやネットワーク構築など
都市と農村双方の課題とスキルをマッチングにより解決する。
そのため、まず地域調査を行い、それから人材募集を行う。
人材派遣のタイプは2つある。

① 専門家派遣
② 研修生派遣

今回発表する10人の活動は以下の通り。
1. 事前研修・アクションプラン
2. 研修活動(まずは地元を知る。それから文字情報で可視化へ。)
3. 中間合宿(情報交換)
4. SNSでの情報交換
5. 地域での成果報告

通常は以下のステップで活動している
知る→調べる→行く→体験する→関係作り→生業づくり

最後にメッセージ
成功する人とそうでない人の差はあきらめずに最後までやるかどうか。
成功の反対は失敗ではなく挑戦しないこと。

■研修地・研修活動の概要(「田舎で働き隊!」研修生)
㈱マイファーム
貸農園の会社、耕作放棄地をリサイクルして貸農園としている。
社長は27歳の敏腕社長。
情報発信力があり、各種メディアに取り上げられている。
全国各地に農園を作っている。
各農園のコミュニティを強めている(収穫祭・餅つきなど)
SNSも活用している。

アミタ㈱森林ノ牧場
会社は持続可能な循環型経済構築を目指す。
研修生としての体験は搾乳作業が主な体験。
雑穀セミナーやそば打ち体験なども実施。

(有)エコカレッジ
研修生はこの期間で業務用アプリケーションを作成。
一次産業ではない関わり方をした。

すごいえぇのう鮎川
10年前から現在で人口が減っている。621人→530人
稲作中心の村。
研修内容は農作業が中心。
村の方はほとんどが第2種の兼業農家。
加工品の販売や地元の野菜を使って出店なども行う。

★石畳地域協議会
愛媛県の人口100人ぐらいの山村。
研修内容は以下の通り。
・炭を作る
・農作業(栗拾い、シイタケの収穫)
・宿のお手伝い
・そばの栽培→そば打ち
・地域の行事

サンライズみかんの会
有田みかんを県外に販売。
流通を作る。

(有)常吉村営百貨店
ブログを村の人が書くように教える。
これにより、元々と頑張っていた地域がさらに進歩した。

■研修生を受け入れて(研修生と受入地域の対談)
受入地域担当者:有限会社常吉村営百貨店 代表取締役 大木 満和氏
研修生:東田 一馬氏

有限会社常吉村営百貨店は日本一小さい百貨店、農協の撤退後の跡地に作った。
農業自体は行っていない。
研修生の履歴書を見てびっくりした。立派すぎる。
あまり農業をしていないので面接時に迷った。
研修生が来る前に根回しをきちんと村の他の人に行っていたのが良かった。そのため、意外とすんなり地域に入ってもらう事が出来た。
受入のために、古民家を村人総出で掃除した。きれいになりすぎたので受入れ前に豚しゃぶで大宴会を行った。
受入の際に工夫した事はとにかく研修生を人に紹介した。自分たちが出来ない部分を引き出し、都会の違う視点を受け入れた。あずかる方が腹を括って受け入れた。

入っていく人へのメッセージ
★受入地域担当者:有限会社常吉村営百貨店 代表取締役 大木 満和氏
自分の一番得意な部分をどう地域と合わせていけるかが大切。
地域貢献とは行って何かをやってやるのではなく、学ぶというスタンスでよい。5ヶ月学んで1ヶ月返せればよい。

★研修生:東田 一馬氏
・ことわらない
・無理をしない

■研修生トークセッション
★テーマ1:「地域資源の見つけ方・活かし方」
地域資源とは?
・地域にある自然
・人が温かい、正直
・遠いところにある

見つけるコツ
・地域の人と仲良くなること
・何でも体験する事
・なるようになる

どのように活かすか?
・県外へのPR
・古民家カフェ、長く滞在してもっと魅力を知ってもらう
・常吉ブログ

★テーマ2:「研修に行く前のイメージと、実際に研修に来て感じたことの違い
~地域での暮らしや仕事に着目して~」
・生活がとにかく不便だった
 買い物に行くのが遠い、ネット環境がISDNしかない、光熱費が高い
・体力的に大変だった、なのに全然お金にならない
・獣害がある
・何でも自分でやる
・挨拶がある
・地元の小学校で街をあげて運動会を行う、少ないからこそ全体で一つになる

★テーマ3:「研修に行く前のイメージと、実際に研修に来て感じたことの違い
~研修受入団体の仕事に着目して~」
・思ったよりも形ができていなかった。なので中身を作り上げていく楽しみがあった。
・外から見ると儲かっているように見えるが実はそうではない。でもやる意義がある。
・どういった人材をソーシャルビジネスは求めているか?
 コミュニケーション能力がある人、自立的な思考ができる人、理念への共感がある人、最低限の経済的自立と自分のミッションを持つ人

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多田朋孔

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自然に囲まれながら、半分自給自足に挑戦しています
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