5月地域おこし協力隊会合
昨日(5月18日)地域おこし協力隊の会合が行われましたので参加しました。
今回は松代で開催でした。
今回は協力隊7名の他に新潟日報の記者の方もいらっしゃっていました。
今回は長期的な活動について各地区の取り組みについて情報を共有し合いました。
皆さん色々な活動をされており、また集落の住民の人数や年齢層も違うので、興味深かったです。
個々の細かい内容は割愛しますが、個人的に感じた事などを書きます。
印象に残ったのはある隊員の口から出てきた
「集落の人たちはこの地で楽しく元気に生活し、安心して死んでいけるというのを望んでいる。」
という言葉でした。
「死ぬ」なんて言う単語が出ましたので物騒ですが、なるほどその通りだと思わされました。
楽しく生活出来るためには、集落の人達が集まれる機会があるのが良いという話が出ました。
実際に集落で集まれるような会を開いた隊員より
「最初はこんな集まりおもしろくなさそうだと言っていた村の人もいたようですが、集まってみるとみんな楽しかったと言ってくれた」
という話がありました。確かにそんなもんだろうなと思いました。
地区の行事等がなくなっているという所も多く、池谷では去年30年ぶりに盆踊りが復活しましたが、他の集落でも盆踊りなどは企画があれば参加したいという住民の方も多いようです。
ただ、こういった企画の音頭をとる人がいないというのがネックになっている集落が多いようです。
ここで地域おこし協力隊が率先してやるという形もありますが、集落に人が多く、若い人もいて地域おこし協力隊の人が永住するつもりがないような地域では、あまり協力隊の人がやりすぎるといなくなった時にまた無くなってしまうので集落の人をやる気にさせる必要があるが、これが難しいという話もありました。
反対に地域おこし協力隊の人が永住するつもりがあれば、どんどん率先してやって良いと思います。
とにもかくにも集落が協力隊の活動に理解を示すという素地があるかどうかというのがすごく重要であるという話になりました。
その点は池谷集落は恵まれていると思いました。
あと、色んな集落であれこれ考えすぎてなかなか事が進まないという事もあったようですが、これについては
「とにかくやってみる」というのが良かったという話がありました。
この点については、地域おこしに限らず、何にでもいえる事だと思います。
私の方からも池谷での活動を色々と情報共有させていただきました。
「参考になった」と言っていただけて良かったです。
盆踊りの件についてはYou Tubeの映像のリンクも送りました。
(ビデオ編集して下さったかなやんさん、ありがとうございました!)
非常にいい景色でした。
ここには週末は観光客が大勢訪れるそうです。
いい面もありますが、煙草の吸殻が落ちていたりと観光客がゴミを残すなどのよくない面もありました。
でも確かにここで山菜を軽トラに積んで販売したら売れるでしょうね。
池谷集落はこういったところとは条件が違うので、参考にできる部分は参考にしつつ、池谷ならではの取り組みが出来るようにしたいと思います。

多田朋孔

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