江戸・キューバに学ぶ”真”の持続型社会


最近読んでいる本です。

江戸・キューバに学ぶ“真”の持続型社会 (B&Tブックス)/内藤 耕

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この本によると江戸時代は非常に資源循環がなされていて環境にも良い社会だったそうです。
「江戸時代は、リサイクルということを意識しなくても、普通に生活しているだけで、最大の生産物であった米もわらも、浴衣も番傘もしばらくすると土に戻っていった。」

以前私が卒論で糞石の研究をしていた時に

「江戸時代には殿様はいいものを食べているので殿様のウンチを金肥と言って農民はお金を出して肥やしとして買っていた」

という話がありました。

江戸時代は肥糧はもちろん、日用品もリサイクルができ、再生産が可能な極めて環境によい持続型の社会であったようです。

また、キューバの話は興味深かったです。
東西冷戦時代、まだソ連が健在だった時、キューバは石油や農業機械、機械部品、小麦、配合資料等をソ連からの輸入に頼りきっていたそうです。
しかし、ソ連崩壊後アメリカの経済封鎖により危機的な状況になりました。
それまでソ連からの輸入に頼りきっていたため、食糧自給率は低く、石油を使った農法でサトウキビや柑橘類など輸出用の作物しか作ってなかったので、食糧危機が訪れました。
この危機に対し、現在キューバは都市農業で有機栽培をしたり、ウサギやモルモット等を都市から出る生ごみを餌として飼育し、肉にする等を通じて食糧危機をしのいだのだそうです。

このキューバの事例は日本も他人事ではないような気がします。

近い将来、世界的な食糧不足が訪れた時に日本がこれまで輸入しているものが回ってこなくなる可能性があります。そうしたら日本もソ連崩壊時のキューバのような状態になってしまう事でしょう。

その時に困らないためにも江戸時代の時のように、自国の中で循環・自給できるような状態に持っていく必要があると思います。

本の第4章には、現代日本でも環境サービスが始まっているという事を中古車買い取りのガリバーやブックオフ等の例を出して記載されています。

今のまだ間に合ううちに何とかできるように私も地域おこし協力隊として貢献できるように頑張りたいと思います。

読んでいて思ったのですが、江戸時代の日本もキューバも海外から断絶してしまったからこそ持続型社会が形成されたのかもしれません。

これまた興味深い事です。

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多田朋孔

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自然に囲まれながら、半分自給自足に挑戦しています
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